米国で屋外の選挙集会中にトランプ前大統領が銃撃された事件を受け、警察庁の露木康浩長官は18日の定例記者会見で、要人が演説する際には「屋内会場を優先的に選定するよう、引き続き主催者らに働きかけを進めていく」と述べた。
露木長官は「選挙運動に伴う警護は、通常に比べ格段に危険度が増す現実を改めて突き付けられた」と言及。トランプ氏が会場外の高い場所から銃撃されたことから「我が国においても、これに触発されて同種の犯行が起こらないとも限らない」と述べ、14日に都道府県警に対して、聴衆エリア外を含めた街頭演説会場周辺の警戒を徹底することなどを指示したと説明した。【山崎征克】
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