北海道オホーツク地方の滝上町で7月16日、都市間バスが路外に逸脱した事故で、バスは左カーブでハンドルを操作せず、そのまま逸脱したとみられることが分かりました。

 「都市間バスは道路と平行になるような形で落下しています」(古沢 哲也記者)

 16日午後5時ごろ滝上町の国道273号線で、都市間バスが対向車線にはみ出し路外に逸脱しました。

 乗客5人が病院に運ばれましたが、いずれも搬送時、意識はありました。

 運転手1人も腰の痛みを訴えています。

 都市間バスは紋別市を出発し札幌市に向かっていましたが、途中の滝上町の片側1車線のゆるやかな左カーブで事故を起こしました。

 運行するジェイ・アール北海道バスがドライブレコーダーの映像を確認したところ、バスが左カーブで運転手は前を向いたままハンドルを操作せず、そのまま逸脱したとみられることが分かりました。

 交代要員の運転手も前を向き慌てた様子がなかったということです。

 警察が詳しい事故原因を調べています。

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