福島県矢吹町で急病の女性を運んでいた救急車が道を間違え、病院への到着が遅れる事案があった。
白河消防本部によると、7月16日午後5時半ごろ、矢吹町で82歳の女性の意識がないと家族から通報があり救急車が出動した。
約15キロ離れた白河市の病院へ向かうため、東北自動車道に入ろうとしたところ誤ってあぶくま高原道路に進入してしまい、引き返したことなどから病院への到着が7分ほど遅れたということだ。
この女性は、救急隊が到着した時にはすでに心肺停止の状態で、運ばれた病院で死亡した。
病院の医師は「遅延と死亡の因果関係はない」としていて、白河消防本部では、救急搬送の時の経路の確認を徹底し、再発防止に努めたいとしている。
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