豊後水道を震源とする17日深夜の地震を巡り、大分県中津市は、午後11時14分ごろの地震発生を受けて防災無線で緊急地震速報を流した際、職員が機器の操作を誤り、「これは訓練放送です」との内容を含む音声を流したと明らかにした。
市防災危機管理課によると、緊急地震速報は本来自動的に流れる設定だが、10日に機器の故障が見つかったため、職員による手動操作に切り替えていた。同課は「市民の皆様に混乱を招き、深くおわびする。管理体制の見直しに努める」と話した。地震発生時、中津市を含む県北部では震度4が観測された。【李英浩】
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