日本大学重量挙げ部の幹部が、新入部員などから不正に現金を集めていた問題で、大学側が刑事告発も視野に検討していることがわかりました。
この問題は、日大重量挙げ部の幹部が2023年までの10年間に、入学金や授業料などの免除対象だった新入部員などに、「免除は2年目から」などと嘘を記載した納付金の請求書を送り、現金を振り込ませていたものです。
この幹部は集めた金を私的に使っていたことを認めているということで、日大は金の使途についてこの幹部に説明を求め、刑事告発も視野に検討していることを明らかにしました。
日大は「被害者および保護者の皆さまに対し深くおわび申し上げるとともに、説明会を開催し、返金手続きを進める」とコメントしています。
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