所有者が特定できず、長年放置され倒壊など近隣の住民に危険を及ぼすおそれのある空き家について、伊豆市は7月11日、市が費用を負担して解体作業を始めました。

解体が始まったのは伊豆市湯ヶ島の木造2階建ての住宅で、二度の火災で倒壊のおそれがあるものの所有者はすでに死亡し、相続人も死亡したり相続を放棄したりしていて特定できない状態です。

伊豆市は近隣住民の安全を守るために市が費用を負担する略式代執行で11日から解体を始め、作業員が放置された車や植木などの除去作業を行いました。

伊豆市都市計画課・加藤明伸 課長:
除却をするべき空き家については、市としても部分的ではありますが補助制度持っておりますし、活用できる空き家につきましては空き家バンクの方に登録をしていただくような形でしっかりと管理していただければと思います

伊豆市内には市が把握しているだけでも約400戸の空き家があり、市は2024年度、本格的に調査を行い管理人や所有者に管理の徹底を求めていく方針です。

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