岩手県葛巻町に住む男性が、SNSを使ったいわゆる「ロマンス詐欺」で約600万円をだまし取られました。
警察は、会ったことがない人から金の話をされたら詐欺を疑うよう呼びかけています。

詐欺の被害に遭ったのは葛巻町に住む40代の男性です。

岩手警察署によりますと、この男性は2024年4月にマッチングアプリで知り合った相手と無料通信アプリ「LINE」の連絡先を交換し、その際「結婚したい」との連絡があり、実際に会うことなくやりとりを続けたということです。

その後、相手から持ち掛けられたネットショップの共同経営に同意する過程で、「税金を支払う必要がある」と言われたことから、約1カ月の間に指定された口座にあわせて約600万円を振り込みました。

男性が利益の還元がないことを不審に思って警察に相談し、事件が発覚したということです。

警察は「会ったことがない人から金の話をされたら、詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。

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