エプソン製のプロジェクターで落下の恐れがある設置環境のイメージ

 セイコーエプソンは12日、同社製のプロジェクターの一部で、設置した天井からの落下事故が2018年以降に12件あったと明らかにした。けが人はいなかった。油や煙の多い場所に設置したため、本体のプラスチックの一部が劣化したのが原因だとしている。申し出があれば必要に応じて落下の恐れがある対象機種の無償点検を実施する。

 対象は1994年以降に製造された300機種、230万台。販売終了した一部機種も含まれる。現在出荷中の機種は構造を変更しており落下する危険性はなく、大半は対象外。同社ではHPなどで周知している。

 問い合わせは、特別対応受付専用窓口、フリーダイヤル(0120)411636。(共同)

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