事件の容疑者や被害者の実名、捜査状況をまとめた資料を外部に漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反罪に問われた元鹿児島県警巡査長藤井光樹被告(49)は11日、鹿児島地裁(松野豊裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑、弁護側は執行猶予を求め、結審した。判決は8月5日。
この事件の家宅捜索をきっかけに、別の情報漏えいの疑いで前県警生活安全部長本田尚志被告(60)が逮捕された。
検察側は冒頭陳述で、県警が捜査していた強制性交事件に関する情報を福岡市のニュースサイト運営者に渡し、信頼を得て別の情報をもらえれば、県警での自分の評価が上がると思ったと指摘した。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。