岩手県内広い範囲で降った大雨はピークを越えましたが、地盤の緩んでいる所があるため盛岡地方気象台は土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
梅雨前線上にある低気圧が東北地方を通過したため、7月11日未明にかけて県内広い範囲で雨となりました。
11日午前10時までの24時間降水量は一関市祭畤で59.0ミリ、奥州市衣川で54.5ミリ、盛岡で26.5ミリなどとなっています。
こうしたなか盛岡市内を流れる中津川は雨の影響で川が増水し流れも早くなっていました。
交通機関ではJR山田線で4本が計画運休となりました。
大雨のピークは越えましたが、大気の不安定な状態は続く見込みで、12日午前6時までの24時間降水量は多いところで内陸・沿岸40ミリと予想されています。
盛岡地方気象台では11日夕方にかけて土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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