10日、高額の詐欺被害が相次いで発表されました。

長野県小諸市の70代女性は、今年4月下旬、法務省職員を名乗る男から「あなたの個人情報が漏えいしているので、被害届を出して」などと電話を受けました。

さらに、警察官を名乗る男からSNSで「紙幣識別調査をしなければいけないので、口座にお金を振り込んで」などとメッセージを受け、7回にわたり7920万円を振り込んだということです。その後、男と連絡が取れなくなり、被害に気付きました。

また、岡谷市の50代男性は2023年12月、著名人が掲載されたネット上の投資関連の広告にアクセスしたところ、アシスタントを名乗る相手から「購入すべき投資商品と購入時期を指示するので、指定した口座に入金してください」などとメッセージを受けました。

指定の口座にこれまでに2980万円を振り込みましたが、払い出しができないことから、被害に気付きました。

警察は、電話やSNSで投資の話が出たら詐欺を疑ってほしいとしています。

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