7月9日も静岡県内は危険な暑さとなり、静岡で36.1℃を観測するなど7日連続で猛暑日となりました。こうした中、仕事のほとんどを屋外で行う動物園の飼育員たちにとっても熱中症対策は欠かせません。

親子:
やっぱ暑い。夜寝れないね

男性:
本当に干上がっちゃう感じがしますよね。汗が噴き出てきます

7月9日も県内は厳しい暑さに…最高気温は静岡で36.1℃、浜松で35.8℃と7日連続の猛暑となりました。

動物園で働く飼育員の暑さ対策は?

こうした中、静岡県東伊豆町の伊豆アニマルキングダムでは…。

伊豆アニマルキングダム・栗田明輝 飼育員:
汗が止まらないです。水分補給は欠かさずにやっているので、常に現場に行くときは水筒を持ち歩いたりしています

厳しい暑さの中、来場者への対応や動物たちの世話に追われる飼育員にとっても暑さ対策は欠かせません。

伊豆アニマルキングダム・山下ゆひろ飼育員:
例年より気温が高いと感じるので、真夏は自分自身も持つかなと…

水分補給をこまめに行い、少しでも体調に異変を感じたら涼しい部屋で休むようにしていると言います。

過去に経験したことのない危険な暑さが続くこの夏、飼育員のためのウォータージャグを用意しました。

伊豆アニマルキングダム・栗田明輝 飼育員:
接客業として常にお客様には笑顔を提供するということで、少しずつ休憩を取りながらお客様に笑顔と動物の魅力を伝えられるようにしています。ものすごく酷暑の日が続いているので、私たちもめげずに頑張りたい

気象台によりますと、10日も日中は厳しい暑さとなる見通しですが夕方から雨が降り、ここ数日の暑さは少し落ち着く見通しだということです。

県によりますと、9日に熱中症の疑いで搬送されたのは14人で、このうち5人は入院が必要な中等症でした。

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