新たな秋田のご当地アイスを開発し、地元の魅力をさらに高める後押しをしようと、秋田県立大生物資源科学部アグリビジネス学科の学生がオリジナルアイス「アネヘラ」を開発し、6日に秋田県大潟村でお披露目した。今後さまざまな農作物と組み合わせ、将来的には「道の駅」での販売などを目指す。
「アネヘラ」は同大アグリイノベーション教育研究センター産のラズベリー2種類を使い、地元でアイスを長年製造、販売してきた児玉冷菓(男鹿市)も開発に協力した。
地元・秋田のおばあちゃんが観光スポット周辺や道路沿いなどで売ってきたアイスにちなみ、「学生がヘラで盛るアイス」がネーミングの由来。商品開発からロゴ製作、販売までの一連の流れを学生たちが手がけた。料金は300円(税込み)。
アネヘラは同大の「アグリフェスin大潟」の出店の一角で販売が始まり、家族連れらが早速買い求めていた。
開発を手がけた学生の一人で能代市出身の田口奈穂さん(20)は「地元のイベントなどでいろんな人の思い出に残るアイスになってほしい」と今後の知名度向上への意気込みを語った。【工藤哲】
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