学校現場でまた個人情報のずさんな管理が明らかに。
札幌市の中学校の教室で配慮を欠いた表現を含む、生徒の個人情報が流出していたことが分かりました。
札幌市教育委員会によりますと、札幌市中央区の中島中学校の1学年の1クラスで、生徒の個人情報が書かれた座席表が放置され、授業前の数分間、複数の生徒が見たということです。
座席表は教卓の上のクリアファイルに2枚入っていて、そのうちの1枚に学習面で配慮すべき生徒の特徴などが短い文言で書かれていて、なかには中傷と受け取れるような配慮に欠けた表現もありました。
現時点でインターネット上への流出は確認されていません。市教委と学校は、詳しい経緯を調べています。
一方、札幌市北区のあいの里東中学校で4月、不適切な表現が含まれた個人情報が書かれた書類を教師が体育館に置き忘れ、画像がSNS上に流出したとみられる問題で、市教委は8日、20代の女性教師を戒告、50代の男性の校長を減給一か月とする懲戒処分を公表しました。
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