愛知県瀬戸市の藤井聡太七冠が、7月6日から始まる王位戦七番勝負を前に決意を語りました。

 藤井聡太七冠と挑戦者の渡辺明九段(40)は、王位戦七番勝負の第一局を前に名古屋市東区の徳川園を訪れました。

 両者は対局会場近くの徳川美術館で、尾張徳川家ゆかりの将棋盤を見学した後、会場や駒をチェックしました。

 6日からの王位戦では、棋聖に続き藤井七冠が5連覇で永世王位の獲得なるかが注目されます。

藤井聡太七冠:
「永世称号がかかるシリーズになるということで、4年間の経験を生かしながら全力を尽くして戦っていきたい」

渡辺明九段:
「限られた時間の中では準備してきたので、今の状態でどれぐらいやれるかというところになってくる」

 王位戦は持ち時間8時間の2日制で、6日午前9時に対局が始まります。

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