トヨタ自動車は7月5日、「型式指定」の認証をめぐる不正について、新たな不正は確認されなかったと国交省に報告しました。
大手自動車メーカーで明らかになった車の量産に必要な「型式指定」の認証をめぐる不正について、トヨタ自動車は5日、問題の7車種以外で不正は確認されなかったと発表しました。
トヨタでは、衝突時の性能を調べる試験で衝撃ではなく、タイマーでエアバックを開かせたり、エンジンの試験データを改ざんするなどの不正が明らかになっていて、対象は7車種に及びます。
トヨタは5日、過去10年間に国内で販売された全ての車種について調査したところ、新たな認証試験の不正は確認されなかったとする調査結果を国交省に報告しました。
結果を受け、国交省は「更なる調査をした上で、道路運送車両法に基づき厳正に対応する」としています。
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