走行する救急車=曽根田和久撮影

 愛知県は3日、同県稲沢市の90代女性が熱中症の疑いで死亡したと発表した。市消防本部によると、女性は3日午後0時50分ごろ、家の近くで倒れているところを家族が発見し、119番した。意識はなく、市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 気象庁によると、稲沢市と隣接する愛知県愛西市ではこの日午後1時半ごろ、最高気温33・6度を観測した。

 県消防保安課の担当者は「今後も熱中症の危険が高まるので、熱中症警戒アラートなどが発令された場合は普段以上に気をつけてほしい」と呼びかけている。【塚本紘平】

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