仙台市の男性が、SNSで知り合った女性を名乗る人物から、暗号資産の取引の名目でおよそ1千万円をだましとられる被害に遭いました。警察がSNSを使った投資詐欺事件として調べています。
特殊詐欺の被害に遭ったのは、仙台市泉区に住む60代の男性公務員です。
警察によりますと、男性は去年11月27日、SNSで女性を名乗る人物と知り合い、「身内がいいチームを持っていて、その人たちの情報があれば必ずもうかる」「正規の取引所を介しているので大丈夫」「多くの利益を望むなら多くのお金を投資する必要がある」などと投資を勧められました。男性は勧められるまま、暗号資産の取引サイトで口座を開設。去年12月20日から今年2月16日までの間、10回にわたり、合わせておよそ1000万円を入金して暗号資産に換金し、女性を名乗る人物に運用を任せていたということです。
男性が資産を引き出そうとしたところ、この人物から800万円の手数料を求められたことから不審に思い、家族と弁護士に相談して被害が発覚しました。
警察はSNS型投資詐欺事件として捜査を進めています。
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