JR京都駅で午後0時半ごろ、京都府警の捜査員が中核派活動家の男を連行した。容疑者はコロナ給付金をだまし取り、中核派の活動資金にした疑いが持たれている。捜査員に連行される際、「戦争反対」を訴えながらにやつく様子も見られた。
戦争に反対しながらも「詐欺行為」
JR京都駅で午後0時半ごろカメラの前に現れたのは車椅子に座り、カメラに向かって何度も手を振るひげ面の男。男はカメラに気がつくと、「戦争に反対しよう。核兵器をなくそう」と主張した。
この記事の画像(11枚)「戦争反対」を訴えたこの男は、「人を欺いた」詐欺の疑いで逮捕された過激派組織・中核派の活動家、高田暁典(たかた・あきのり)容疑者(36)だ。
高田容疑者は、捜査員に抱きかかえられて車の中へと入っていくと、にやつきながら周りにいる報道陣を見渡す様子も見られた。
コロナ給付金をだまし取ったか
高田容疑者は2年前、京都市の新型コロナの臨時特別給付金について、規定以上の収入を得ていたにも関わらずウソの書類を提出し、現金10万円をだましとった疑いがもたれている。
調べに対し、高田容疑者は黙秘しているというが、警察はだましとった金が中核派の活動資金になった疑いもあるとみて調べている。
(「イット!」 6月28日放送より)
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