納税者250人分の個人情報が記載された書類を一時紛失した佐賀税務署の男性職員について、福岡国税局は6月28日付で減給の懲戒処分とした。

福岡国税局によると、男性職員は5月29日帰宅途中のバスの中で佐賀市などの納税者250人分の個人情報が記載された書類を紛失。書類には氏名・住所・電話番号・滞納金額などが記載されていた。6日後の6月4日の朝にバスの乗務員によって発見。その後、職員が回収していてこれまで納税者の被害は確認されていないという。

福岡国税局は男性職員について減給10分の1、1カ月の処分とした。「行政文書及び納税者情報の適正な管理について更なる徹底を図り、税務行政に対する国民の皆様の信頼回復に努める」としている。

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