昨年11月に那覇市の泊北公園近くで観光客の男性(58)=京都府=が襲われ、重傷を負った強盗事件で、那覇署と沖縄県警捜査1課は26日、無職の容疑者(22)=住所不定=と、自称建築作業員の容疑者(21)=さいたま市、飲食店従業員の容疑者(22)=那覇市=を強盗致傷の容疑で逮捕した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は昨年11月12日午後10時55分ごろ、共謀の上、泊北公園近くの歩道で、会社役員の男性の顔を複数回殴り、スマートフォン1台を奪って、右目近くの骨を折るなどの全治3カ月程度のけがを負わせた疑い。

 県警が5日、さいたま市にある21歳の容疑者の関係先を家宅捜索したところ、乾燥大麻約12グラムを発見。部屋にいた同容疑者ら4人を大麻取締法違反(共同所持)の疑いで逮捕していた。

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