2023年12月、井原市の駐在所のバイクに放火したなどの罪に問われている女の初公判が4月17日に開かれ、女は起訴内容を認めました。裁判は即日結審し、検察は懲役6年を求刑しました。

起訴状などによりますと広島県福山市の自営業、前田渚被告(46)は2023年12月24日、井原警察署・高屋駐在所に止めてあったバイクに放火して建物に燃え移らせたとして非現住建造物等放火などの罪に問われています。

17日の初公判で前田被告は、「間違っていません」と起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で、前田被告は犯行の前日に市内のスーパーで窃盗し、車で逃走。その時に置き忘れた車の鍵が駐在所に保管してあると考え、証拠隠滅のために放火したなどと指摘しました。

一方、弁護側は、被告は深く反省し、示談金も支払っているなどと主張しました。裁判は即日結審し、検察側は懲役6年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求めています。判決は5月28日に言い渡されます。

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