16歳未満の少女を車で誘拐し、自宅で同意なく性的暴行をしたとして、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に所属する米空軍兵長、ブレノン・ワシントン被告(25)がわいせつ目的誘拐と不同意性交等の罪で起訴された事件で、那覇地裁が起訴後勾留されていたワシントン被告を26日までに保釈したことが県への取材で判明した。被告の身柄は米軍に移され、米軍が基地外に出ないように管理しているという。
那覇地検は3月27日にワシントン被告を起訴。県が米軍から受けた説明によると、起訴を受け、日米地位協定などに基づき、被告の身柄は一旦、日本側に移され勾留されたが、その後、保釈金を支払って保釈が認められた。初公判は7月12日に予定されている。
起訴状などによると、ワシントン被告は2023年12月24日、沖縄本島中部の公園で少女を誘い、車で基地外にある自宅まで連れ去った上、16歳未満と知りながら下半身を触るなどの暴行をしたとしている。【喜屋武真之介】
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