6月24日正午すぎ、北海道日高地方のむかわ町の国道274号線のモトツトンネル内で、自衛隊の車両と大型観光バスが正面衝突する事故がありました。


 警察や消防によりますと、この事故で自衛隊員7人とバスの運転手1人の計8人が負傷し、うち自衛官1人が心肺停止の状態だということです。バスに乗客は乗っていませんでした。


 陸上自衛隊帯広駐屯地・第5旅団司令部によりますと、事故を起こした車両は帯広駐屯地所属の高機動車で、札幌方面で訓練を終えた隊員を乗せて帯広駐屯地に戻る途中だったということです。複数台が隊列を組んで走行していたとみられています。


 また消防によりますと、現場で負傷した隊員の心肺蘇生を行っていた一般男性1人が具合が悪くなり搬送されたとの情報も入っています。

 現場は片側1車線のトンネル内で、警察が事故の状況を調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。