労災事故の防止を目指す「全国安全週間」を前に、福岡労働局長が天神ビッグバンの建設現場をパトロールしました。

24日のパトロールは、来年6月の完成を目指して工事が進む福岡市・天神のビル建設現場で行われました。

去年、県内では労災のうち墜落で5人が亡くなったことから、福岡労働局の小野寺徳子局長は、工事作業員が墜落を防ぐための対策をきちんとしているかを重点的に確認しました。

労働局によりますと今年、県内での建設業の労災事故による死傷者は5月末までに199人で、去年の同じ時期を上回っているということです。

これから暑さが本格化することから、労働局は適度に休憩し少しでも異変を感じたらいったん作業を離れるなど熱中症にも注意するよう呼びかけています。

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