長野県の県立高校の教職員が生徒の個人情報などが保存されたUSBメモリーを無くしていたことが分かりました。県教委に匿名の封書が届き発覚。現在も回収されていません。

6月18日、県教委宛てに「拾ったUSBメモリーに県立高校の生徒などの個人情報を含むデータが保存されている」などと書かれた匿名の封書が届きました。ファイル名や名簿の一部の画像も入っていたということです。

県教委が確認したところ、実際に県立高校の教職員が紛失していました。

USBメモリーには、2022年度の生徒・保護者369人の生年月日や住所、また、生徒130人分の英語テストの結果が入っていました。

教職員は県教委から連絡を受けて気づき、いつどこで無くしたかは分からないということです。

封書は日本郵便で県内とみられる消印がありましたが、その後、連絡はなくUSBメモリーは回収できていません。

現在のところ個人情報の流出は確認されていませんが、県教委は6月21日、警察にも届け出たということです。

県教委は「関係する皆様及び県民の皆様にご心配とご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます」とコメント。

各学校に個人情報管理の徹底を呼びかけています。

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