飲酒したにもかかわらず車で出勤した金沢市の55歳の消防士長が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。

酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたのは金沢市湯涌1丁目に住む駅西消防署・森本出張所の消防士長の男(55)です。
警察などによりますと男は6月20日の午前7時10分ごろ金沢市の通称・山側環状を運転中、車の動きが不審だとパトロール中の警察官に職務質問をされました。
その際に男が酒臭かったことから呼気検査をしたところ基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
男は警察の調べに対し「飲酒運転をしたことに間違いない」と認めています。
男は出勤途中で、車に同乗者などはいませんでした。
金沢市消防局の蔵義広消防長は「今回の事案は極めて遺憾であり、心からお詫び申し上げます。事実関係を確認の上、厳正に対処したいと考えております。職員に対してあらためて交通法規の遵守と法令遵守を徹底させるともに、より一層の綱紀粛正に努めてまいります」とコメントしています。
金沢市消防局によりますと男の勤務態度は真面目でこれまでに問題はなかったということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。