北海道内は2023年、猛暑で臨時休校する学校が相次ぎエアコン設置を急ぐ中、道立学校の整備率が0.8%にとどまっていることが分かりました。

 北海道教育委員会によりますと、道立の高校や特別支援学校の普通教室で、7月末までのエアコンの整備率は2023年度末と変わらず0.8%にとどまるといいます。

 ただ、窓枠クーラーなどの簡易型を含めた整備率は100%となる見通しです。

 一方で市町村立の幼稚園、小中高等学校などの整備率は7月末までに19.1%となりますが、簡易型を含めると78.7%となる見通しです。

 工事を伴うエアコンの設置には職人不足もあり、設計などに時間がかかることから、道教委では引き続き水分補給や冷却グッズの使用などと合わせた、暑さ対策を呼び掛けています。

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