中部運輸局は、運転手を長時間働かせるなどの違反をした「岐阜バス」に、行政処分を出しました。

 中部運輸局によりますと、岐阜バスは岐阜市にある柿ヶ瀬営業所など4つの営業所で、運転手に法律で定められた1週間当たりの労働時間71.5時間を超えて運転させるなどの違反をしていました。

 中部運輸局は2つの営業所に対し、車両1台を10日間使用停止とする処分を出し、違反した4つの営業所全てに文書で警告しました。

 岐阜バスは取材に対し、「人手不足で労働力の確保ができなかった。法令を遵守し改善に努めます」とコメントしていて、この処分によるバスの運行への影響はないとしています。

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