滋賀県警本部=濱弘明撮影

 窃盗目的で知人のアパートに侵入したとして、大津署は13日、京都市下京区西七条中野町、滋賀県立学校教職員、小川透容疑者(33)を住居侵入と窃盗未遂の容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、9日午後9時50分ごろ、大津市内に住む知人の男性地方公務員(25)の自宅アパートに侵入して室内を物色したが、目的物を発見できなかったため何も取らずに逃走した、としている。

 署によると、男性が帰宅した際に衣服などが動かされた形跡があり、防犯カメラに小川容疑者が映っていたため、12日に同署に被害を届け出た。小川容疑者は調べに対し「ベランダの窓から入り、ライトを使って部屋の中を見た」と侵入容疑は認めているが、「何かを盗もうなどとは考えていなかった」と窃盗未遂容疑は否認しているという。

 県教委教職員課は「事実関係を把握し、厳正な対応をしていきたい」としている。【澤木政輝】

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