逮捕された男は病気を理由に「最期は日本で過ごしたい」と話していた。

11日に逮捕された特殊詐欺グループ「JPドラゴン」のメンバーとみられる鹿児嶋孝之容疑者(55)は2023年4月、ほかの実行役らと共謀し、埼玉県の男性に警察官を装って電話をかけ、キャッシュカードを盗んだ疑いが持たれている。

捜査関係者などによると、鹿児嶋容疑者はフィリピンの現地当局に出頭していて、病気を理由に「最期は日本で過ごしたい」などと話していたことがわかった。

警察は鹿児嶋容疑者の組織内での役割など、実態解明を進めていくとしている。

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