12日は東京で2024年初めての真夏日になり、列島各地で2024年一番の暑さとなった。
ここからは気象センターの望月圭子気象予報士と見ていく。
全国で最高気温が30度以上の真夏日の地点は、327地点。
2024年初めて300地点を超えた。
特に一番暑かったのが、福島・伊達市梁川で35.2度。
全国で2024年初めて35度以上の猛暑日となった。
東京都心は30.1度で、2024年初の真夏日。
まだ6月で、この間まで涼しい印象だったが、なぜここまで暑くなってきたのか?
都心が暑くなった理由は、大きく2つあるという。
1つは、列島にこの時期にしては暖かい空気が流れ込んでいたこと。
東京都心は早い時間から気温が上がっていて、午前8時前には25度を超えていた。
そして、暑さの理由のもう1つが、太平洋高気圧に覆われてよく晴れたこと。
日中はたっぷりの日差しが、気温をグングン引き上げた。
そして、今後の天気がどうなっていくのか気になるが、関東では特に、13日以降も暑さに注意が必要だという。
気象庁では、早期天候情報を発表している。
これは10年に一度の高温が予想される時に発表される情報。
関東・甲信地方では、5日間の平均気温が16日ごろから平年よりかなり高いということで、気象庁は警戒を呼びかけている。
東京の13日~20日までの天気予報を見てみると、連日、最高気温は28度以上。
6月なのに7月並みの気温が続いてしまうという。
――まだ体の準備もできていないが、さらに梅雨入りということにもなってくるのか?
関東・甲信地方の梅雨入りは、16日ごろからの可能性が高いとみられる。
――7月、8月とさらに暑くなる可能性もある?
長期予報だと、2024年の夏は全国的に気温が高温傾向と見ているので、この先だけでなく長いスパンでも2024年の夏は暑さ対策が必要になってくるかと思う。
まだ体が慣れていない人も多いと思うが、今のうちに慣らしておき、今のうちから熱中症対策もしていく必要がある。
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