対立する不良グループとの乱闘のため、名古屋の繁華街に包丁や金属バットなどの凶器を持って集まったとして、男ら8人が逮捕されました。かつて「カラーギャング」と呼ばれた不良グループが関係しているとみられます。

 警察によりますと、逮捕されたのは中区の塗装業・毛受亜貴雄容疑者(25)と17歳から20歳までの男ら合わせて8人です。

 2024年4月28日午前0時15分ごろ、対立する不良グループのメンバーに危害を加えるため、中区錦3丁目の路上に包丁や金属バット、バールなどの凶器を持って集まった凶器準備集合の疑いが持たれています。

 当時「大人数でケンカをしている」などと通報が相次ぎましたが、警察が駆けつけた頃には不良グループは逃げていて、周辺の防犯カメラなどから8人が特定されました。

 乱闘には数十人が関係していたとみられ、ケガ人もいたということです。

 警察は8人の認否を明らかにしていませんが、一部はトラブルの相手としてかつてのカラーギャングの名前を話していることから、警察は名古屋の栄で活動する不良グループ同士の争いとみて調べています。

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