6月11日の福島県は、各地で30℃を超える真夏日となった。なかでも伊達市梁川は、東北で一番の暑さに。最高気温は32.5℃まで上昇し、地元の人は「梁川は一番暑いから。やっぱり大変です、年だから」「朝から暑かった。ムシムシして暑いというか、あまり晴れていないんだけど蒸し暑い」と話す。
下校中の小学生も、この暑さにたまらず「激暑です!」「燃える暑さでした」という。

一方、こちらは会津若松市の最高気温は30.8℃と37日ぶりの真夏日に。
観光客も、しっかりと水分補給で熱中症対策していた。神奈川から訪れた人は「天気予報で見て、暑さは覚悟してましたから、その辺は大丈夫。日よけに傘持つくらいです」と話し、東京から訪れた人は「帽子忘れたので今日。めちゃくちゃ暑いです。でも天気よくて良かった」と話した。

6月とは思えないこの暑さ、いつまで続くのか…福島テレビの斎藤気象予報士によると、11日の熱波は真夏の熱波ではなく「中国産の初夏の熱波」だったという。
11日は中国で「高温オレンジ警報」が出されるほど暑く石家荘市で40℃という予報が出ていた。この熱波が一部、12日以降に福島県にやってくる。これが少なくとも15日午前までは続くとみている。最高気温は14日に向け徐々に上がり、一旦16日には落ち着くが、週明け17日以降も30℃以上の予報となっている。
特に週末にかけ、熱中症に注意が必要だ。

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