東京・新宿区の東京韓国学校で、男子生徒が誤って防犯用の催涙スプレーを噴射し、38人が軽いけがをした。

11日午前10時ごろ、新宿区若松町の東京韓国学校で、「催涙スプレーのようなものを生徒が誤って噴射した」と教師から119番通報があった。

警視庁によると、中等部の教室で男子生徒が友人のカバンから、防犯用の催涙スプレーを取り出し遊んでいるうちに、誤って噴射してしまったという。

このスプレーは、一度押すと全て放出されるまで止まらないタイプのもので、周りにいた中等部の生徒の男女38人が目の痛みなどの体調不良を訴え、うち31人が病院へ搬送されたが、いずれも軽傷だという。

警視庁は、詳しいいきさつを調べている。

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