京都市内で去年、8歳の小学生を車でひいた上、飲酒運転の発覚を免れるため逃げた罪に問われた女に対し、京都地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

■8歳の女子児童をひき逃げ 事件前に焼酎やワインを大量に飲む

当時19歳の短大生だった女は去年10月、京都市伏見区の市道で小学2年の女子児童(8)に車で衝突し全治1週間のケガをさせ、飲酒運転の発覚を免れるため逃げた罪に問われています。

女は事件前に焼酎やワインを大量に飲んでいたということです。

■「飲酒運転の発覚を恐れ逃走した」懲役1年2カ月 執行猶予3年の有罪判決

これまでの裁判で女は起訴内容をおおむね認め、検察側は「被害者が何度も痛いと言っているのを聞いたのに、免許がなくなると思い自宅に帰った」と指摘していました。

7日の判決で京都地裁は「飲酒運転の発覚を恐れ、被害者を救護することなく逃走している。事故を起こした運転者としては、まず第一に被害者を救護すべきであるのに、保身のために逃走するなどというのは極めて身勝手というほかなく、厳しい非難に値する」として懲役1年2カ月、執行猶予3年を言い渡しました。

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