愛知県弁護士会は、複数の依頼を放置するなどした長久手市の弁護士を懲戒処分したと明らかにしました。

 弁護士会によりますと「長久手法律事務所」の金谷勇佑弁護士(40)は4年前、依頼された離婚後の年金分割の手続きを放置し、年金を受け取る権利を失った依頼人におよそ200万円の損害を負わせました。

 このほかの依頼人に対しても相談費用を受け取りながら、依頼された債務整理を2年近く放置するなどし、合わせて4件の懲戒請求があったということです。

 金谷弁護士は「体調を崩していた」と説明しているということで、愛知県弁護士会は6月5日付で、6カ月の業務停止の処分としました。

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