猫の親子にエサを与えられる天皇、皇后両陛下の長女愛子さま。2010年5月ごろ、赤坂御用地の東宮御所のそばで、両陛下のいずれかが撮影した(宮内庁提供)
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 宮内庁は6日、天皇ご一家が飼われている猫の写真を公開した。今年の春の園遊会で皇后雅子さまが招待者に見せながら「猫談議」に花を咲かせる様子が話題になっていた。

 公開したのは、いずれも保護猫の「みー」と「セブン」の写真。「みー」は2010年5月ごろ、当時ご一家が住んでいた赤坂御用地内の東宮御所のそばに現れた母猫と4匹の子猫のうちの一匹で、愛子さまが名付けた。ご一家は餌を与えて保護し、母猫と「みー」を世話した。子猫3匹は愛子さまの友人たちが引き取ったという。

天皇ご一家の飼い猫の「セブン」(宮内庁提供、職員撮影)
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 母猫は人なつっこさから「人間」と名付けられたが、16年5月に死んだ。「セブン」は保護施設から譲り受け、16年9月から飼っている。

 宮内庁によると、公開した写真7枚のうち数枚は、園遊会で雅子さまが現代美術家の横尾忠則さんに見せたもの。愛猫の絵を多く手がける横尾さんに、雅子さまがバッグから写真を取り出して見せ、飼育経緯とともに紹介していた。【山田奈緒】

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