仙台市泉区に住む70代の無職男性がSNSで投資を勧められ、あわせて約1100万円をだまし取られたとして、警察が投資詐欺事件として調べています。

警察によりますと、男性は今年3月7日、インターネット上の「堀江貴文氏から有益な情報を教えてもらえる」とうたう広告に興味を持ち、指定されたLINEのグループに加わりました。その後、堀江氏のアシスタントと称する人物からLINEを通じて「500万円を振り込むと今なら30%の利益が得られる」と原油株の取引を持ち掛けられ、男性は3月18日から24日までの間に、5回にわたり合計1000万円を指定された口座に振り込みました。その後、男性が資金を引き出そうとしたところ、代行手数料を求められたため、さらに90万円を振り込んだということです。
男性はその後、保証金として500万円の支払いも求められたため、金を借り入れようと銀行を訪れたところ、職員の指摘により詐欺の被害に気付きました。
警察は、SNSを使った投資詐欺事件として捜査を進めています。

今年、宮城県内のSNSを使った詐欺の被害は、4月末時点で75件、被害総額は7億円に上っており、警察が注意を呼び掛けています。

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