6502人、これは去年、県内で生まれた赤ちゃんの数です。
統計を始めて以来過去最少で、合計特殊出生率も前の年を下回る1.49でした。
県は、2年後に合計特殊出生率1.8台を目指しています。
この結果に河野知事は、「目標を下方修正することなく、今後も出会いや結婚を支援していく」と述べました。

厚生労働省の人口動態統計によりますと、去年、県内で生まれた赤ちゃんの数は6502人で、前の年に比べて600人余り減少。
これまでで最も少なくなりました。
また、1人の女性が生涯に生む子供の数を示す合計特殊出生率は1.49となり、全国2位の高さではありますが、前の年より0.14ポイント低下しました。

「日本一生み育てやすい県」を掲げる宮崎県は、2年後に合計特殊出生率を1.8台にすることを目指しています。
今回の結果について河野知事は…

(河野俊嗣知事)
「目標の下方修正は考えておりません。婚姻数もコロナが5類に移行して回復の兆しが見えるのではないか期待したが、更に落ち込んでいることに危機感を持っています」

今回の調査では、婚姻数も3592組と前の年より213組減少しています。
河野知事は、改めて「出会いや結婚を社会全体で支援する気運を高める必要がある」という考えを示しました。

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