2022年8月、北九州市の旦過市場で発生した2度目の大規模火災で、火元となり、火災を引き起こした罪に問われている元飲食店経営者の女性の初公判が、6日、開かれ、女性は起訴内容を認めました。

業務上失火の罪に問われているのは、北九州市の旦過市場で起きた2度目の大規模火災で、火元となった飲食店を経営していた女性(63)です。

起訴状によりますと、元経営者の女性は、2022年8月10日、午後8時25分ごろ、店内で使用済みの食用油を処理するため、フライパンに凝固剤を入れて加熱した状態でその場を離れて発火させて、合わせて29店舗、約3300平方メートルを焼損させたとされています。

この火事は、鎮火までに約22時間かかり、最終的に旦過市場一帯の45店舗が燃えました。

福岡地裁小倉支部で6日に開かれた初公判で、被告の女性は、「あってます」と起訴内容を認めました。

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