岐阜県岐阜市の老舗料亭「萬松館」が、岐阜市との間に立ち退きのトラブルが発生しています。市は6月5日、老舗料亭を提訴する方針を明らかにしました。

 岐阜城がそびえる金華山の麓にある老舗料亭「萬松館」は、建物や土地を所有する岐阜市と結んだ賃貸契約が、2024年2月に満了したにも関わらず明け渡しに応じず、トラブルとなっています。

 市は明け渡しや損害金を求め、萬松館を提訴することを決め、6月に開会する市議会で関連の議案を提出する方針を明らかにしました。

 萬松館側は、契約は一方的に結ばされたものだと主張していて、取材に対し「市と対話を続け、営業を続けたい」とコメントしています。

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