声を掛け合いながら慎重にねぶたをトラックに積み込む人たち=青森市で2024年6月5日午前9時15分、松本信太郎撮影
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 東日本大震災からの復興を願い、東北6県の夏祭りを披露する「東北絆まつり」が8、9日に仙台市で開催される。青森市では5日、まつりに参加する中型ねぶたの搬出作業があり、市職員らが大型トラック2台に積み込んだ。

 ねぶたは立田龍宝さん(39)が製作した「天翔 倭(やまと)し美(うる)わし」で、大きさは幅8メートル、高さ2・5メートル、奥行き5メートル。今回のために3月下旬から1カ月半かけて作られ、保管されていた。

 立田さんは「多くの方々が復興に向け、努力されてきた思いをねぶたに込めて作りました」と語った。6日に自身も仙台市へ向かい、仕上げ作業などを行い、本番を迎える。【松本信太郎】

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