石巻魚市場に今シーズン初めて生鮮カツオが水揚げされました。高い海水温の影響で、例年より1カ月ほど遅い初水揚げとなりました。
6月5日朝、石巻魚市場に水揚げされたのは、4日、茨城県沖でとれた生鮮カツオやメバチマグロなどおよそ16トンです。このうち、生鮮カツオの水揚げは今シーズン初めてです。
今年は海水温が高めに推移した影響などにより群れの北上が遅れ、例年よりおよそ1カ月遅い初水揚げとなりました。
水揚げされたカツオは体長およそ40センチ重さは2キロ前後と、中型から小型のサイズが主体ですが脂の乗りは良いということです。
初入札では中・小型のもので1キロあたり460円から510円と、まずまずの価格で取り引きされました。
第36日東丸 丹波好勝船長
「去年に比べて、まだまだ全然、群れは来ていないという感じ。これからに期待したい」
まき網船によるカツオの水揚げは、8月中旬まで続く見通しで、県内のスーパーマーケットなどで販売されます。
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