福岡県警本部

 福岡県北九州市小倉南区の紫川河川敷で複数の武器のようなものが見つかった事件で、押収された複数のロケットランチャーのようなものに弾が装塡(そうてん)されていたことが4日、捜査関係者への取材で判明した。県警は何者かが遺棄したとみて、周辺の防犯カメラの精査や押収品の鑑定を進める。

 県警によると、河川敷では5月30~31日、ロケットランチャーや拳銃、手投げ弾とみられるものが箱などに入った状態で、それぞれ複数見つかった。

 捜査関係者によると、現場でX線検査を実施し、ロケットランチャーのようなものに弾が装塡されていることを確認した。一方、手投げ弾はいずれも信管がなく、爆発の恐れはなかったという。

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