府中町の商業施設で靴に隠した小型カメラで女性のスカートの中を撮影したとして、性的姿態等撮影などの罪に問われている呉警察署の元巡査長の男の裁判で、検察は男が盗撮行為を繰り返していたとみられることを明らかにしました。
起訴状によりますと、呉市広文化町の広島県警の元巡査長、吉屋薫被告(38)は今年4月7日、府中町の商業施設で女性のスカート内を複数回、撮影した罪などに問われています。
4日、広島地裁で始まった裁判で、吉屋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で吉屋被告が「15年前から盗撮に興味を持っていた」と供述したことを明らかにし、両方の靴の先に開けた穴に小型カメラを仕込み、犯行に及んでいたとしました。
また、検察は吉屋被告が「これまで30人から40人ほどを盗撮した」と供述したことも明らかにしています。
次回の裁判は、7月26日に開かれます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。