全国高等学校総合体育大会いわゆる「インターハイ」のテニス競技で、広島県高等学校体育連盟のミスが原因で、呉市の高等専門学校が中国大会へ出場できなくなったことがわかりました。
インターハイ中国大会への出場が認められなくなったのは、呉工業高等専門学校です。
県高体連などによりますと、男子テニス団体の中国大会への出場資格は県予選大会の上位6校でしたが、県高体連が作成した要項には上位7校と誤って記載されていました。
先月24日からの予選で呉高専は7位となり中国大会での出場資格を得たと認識していました。
しかし、27日にメールで届いた中国大会の要項には、広島県からの出場校が6校と記載されていたため、呉高専が県高体連に確認したところ出場校数の誤りが発覚しました。
中国大会への出場校は去年11月に行われた会議で、6校と暫定的に決まりましたが、会議に参加した担当者が7校と誤認。
その後、最終確認で送られてきたメールにも気付かなかったということです。
県高体連は、中国高等学校体育連盟へ呉高専の出場を打診しましたが、認められませんでした。
県高体連は先月28日、呉高専へ直接謝罪に行き、今回の経緯を説明。
公式な記録には加えられない「オープン参加」を打診していますが、呉高専はまだ回答していないということです。
中国大会は今月15日~17日に岡山県で行われます。
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