ライドシェアの開始に向けて取り付けられた表示板=大阪市福島区で2024年5月31日午後1時31分、梅田麻衣子撮影

 一般ドライバーが自家用車などを使って有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」(自家用車活用事業)が31日、大阪、神戸両市周辺で始まった。配車アプリだけで利用でき、初日は午後から約20台が運行した。

 国土交通省は、大阪は毎週金、土曜日、神戸は水、金、土曜日でタクシーが不足している未明や夕方などの時間帯で運行を認めている。30日に大阪で5社、神戸で2社に運行許可を出し、31日は日本交通グループ関西の子会社や提携会社が運行を始めた。他にも参加意向を示す会社はあり、近畿運輸局は順次、運行許可を出していく方針。【井上元宏】

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