新型コロナの流行を教訓に、新たなパンデミックが起きた際、医療現場や自治体がどう対応するか、岡山県医師会が提言書にまとめ、5月31日に岡山県に提出しました。
提言書は、県医師会が有識者を集め、2023年10月から検討を重ねていたものです。コロナ禍では、患者数や病床の稼働状況など、必要な情報を県民や医療機関に即座に提供することが困難になりました。
それを踏まえ提言書には
・行政機関と医療現場がやり取りする文書を統一すること
・診療の記録は、災害医療チームが使用する様式を用いること
などが記されています。
また、感染症の発生原因や予防を研究する疫学の専門家を育成するべきという提言も盛り込まれています。県は今後、提言に基づいた体制を検討していくとしています。
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