埼玉・川口市でタクシー運転手が拳銃で撃たれた事件で、警察は31日午後、68歳の男をJR大宮駅のホームで確保し、逮捕した。

男の身柄が移送された川口警察署から、フジテレビ社会部・北山茉由記者が中継でお伝えする。

午後3時ごろ、川口警察署に入った瀬川好一容疑者(68)の姿は、つばが広い帽子にメガネとマスク姿で、警察が公開した画像とは大きく風貌が異なっていた。変装していたものとみられる。

逮捕されたのは、職業不詳の瀬川好一容疑者(68)で、29日、川口市でタクシー運転手(72)の男性に、後部座席から「金を出せ」と脅し拳銃で腹部を撃った疑いが持たれている。

瀬川容疑者は東京・北区の赤羽駅前からタクシーに乗り、犯行後は徒歩で逃走していて、警察は防犯カメラの映像を収集するなどして男の行方を追っていたが、川口市内からの足取りがつかめないことなどから、警察は31日昼前に瀬川容疑者の写真を公開し、捜査していた。

その後、瀬川容疑者は午後2時前、JR大宮駅のホームにいたところ捜査員に身柄を確保された。

――変装していたとみられるものの、どうやって発見されたのだろうか?

防犯カメラの映像からわかったのか、または男の公開手配の画像をもとに目撃情報があったのかなど、まだ発見の経緯はわかっていない。

結果的に、警察が公開手配してから、2時間半余りでのスピード逮捕となった形。

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